仕事の話

個人事業主の私(40歳 女)が足フェチおじいちゃんにセクハラされた話①

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私は個人事業主で、主にWEBやチラシのデザインで10年ほど仕事をしています。
今回私にセクハラしてきたMさん(70歳)とは本の制作のお仕事で知り合いました。

Mさんはとても紳士的で、仕事とプライベートな部分に壁をちゃんと作ってくれるタイプ。なので、仕事もとてもスムーズに進み、本の制作以外のお仕事もコンスタントに5年以上いただき、人間的にもとても尊敬していました。

ただ、ちょっと変わった趣味をしている方でした。個性的な絵画を集めていたり、暗黒舞踊が好きだったり。私は別にそのような趣味に偏見を持っていなかったし、私に迷惑はかからないので何とも思っていませんでした。

ある時、私はMさんが好きそうなYOU TUBEチャンネル 雨穴(うけつ)を見つけたので、Mさんに教えてあげたら、Mさんが 雨穴(うけつ)にはまってしまいました。Mさんは「私が人生をかけてやりたかったのはこういう表現だ!!私もYOU TUBERになって自分の世界観を雨穴(うけつ)のように表現したい!!」と言い出しました。

そして、MさんからYOU TUBEの動画撮影・編集を1年間200万で受けてくれないかと言われました。Mさんはその年の事業売上が良かったこと、決算前の節税対策として経費を早く使いたかったこと、それと決意を変えないようにするために、早く振り込ませてほしいと言われました。

漠然とした仕事内容と、どれくらいの頻度であるのかもわからなかったけど、私もMさんとのお仕事はそれまで楽しくスムーズに行なっていたし、尊敬していたので、了承することにしました。

最初の数ヶ月は、動画の案が思い浮かばないとの理由で、事務所の掃除や雑用をやらされるようになりました。事務所兼カフェのキッチンの数年間溜まった油のヘドロの処理などをさせられ、私が「汚い!」と言うとニヤニヤして嬉しそうにしていたので、ちょっとなんか変だなと思い始めました。

動画の撮影はそれから3ヶ月後始まりました。
Mさんは、雨穴のようなお面を贔屓のアーティストに作ってもらい、マントと黒いハットをかぶったキャラクターを作り上げ、奈良県の明日香村で撮影することになりました。私はカメラマンで、Mさんはその気味の悪いキャラクターになりきった主人公役です。2泊3日の出張になりました。

出張先の奈良の宿で事件は起こりました。私がコタツに入っていたけど、小さなコタツで足が外に出ていました。すると、Mさんが「足触っていい?」と言い始めました。脚ではなく足です。靴を履く方の足です。靴下を脱いでいて、素足の状態でした。なんか、足についているのかな?と思い「いいですよ」と言ったら、両手で包み込んでとても気持ち悪い触り方をして、今度は顔を足に擦り付けてきました。あまりの衝撃にどう反応したら良いのか分からず、固まってしまいました。足がMさんの顔の油でベトベトしていました。その後、あまりの気持ち悪さとMさんに裏切られたような気がして、出張を切り上げて帰りたかったけど、仕事として来ているので勝手に帰るという判断はできませんでした。

次の日撮影が始まりました。酒船石という奈良県明日香村にある文化遺跡で撮影することになりました。この酒船石は柵などがなく、触れることができます。Mさんはそれをいいことに、なんと蝋燭に火をつけて、酒船石の上に立て始めたのです。蝋がたれて、酒船石についてもお構いなし。私が注意喚起しても全く聞く耳を持たず。そしてMさんは不気味な白いお面をかぶって意味のわからない仕草を始めたのです。それを私はカメラマンとして動画に納めました。

奈良出張でMさんの本性を初めて見てしまったのです。









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